第8章 動きがぎこちない人たちー発達生協調運動障害
発達生協調運動障害とは、ひとことで言えば「不器用」ということである。字の汚さ、自転車乗り、縄跳び、ボール投げ、鉄棒、跳び箱、あらゆる運動において、見ただけですぐに模倣ができず、動きがスムーズでない。
簡単にできて診断に役立つ検査としては、閉眼ステッピングがある。両手を大きく振って足踏み行進をしてもらいながら、目を閉じてそのまま続けるように指示すると、協調運動がスムーズでない子では、手と足のバランスが悪いだけだなく、左右どちらかに回転を始める。
発達生協調運動は、単に手先の問題として軽視せずに、トレーニングする機会を増やすことでかなりの部分は克服されるだけだなく、社会的なスキルの改善につながることも期待される。(文中より)
当教室では、お子さんのレベルに合わせて主体的に運動できるようにサポートし、達成感を味わい、自信が持てるように指導を行っています。
お子さまの運動に関してご心配なことがあれば、ぜひ一度ご相談ください。