2016_12_17 神戸新聞 朝刊より
学校体育に怪我はつきものですが、とくに組み体操の事故件数は多いです。先生方は細心の注意を払ってご指導されていると思います。
組体操で怪我が多い理由は、2人以上複数で行うからです。ある運動レベルに達していない者がいればバランスが崩れ一緒に怪我をします。
小学校で補助倒立やサボテンで事故が多いのは、バランスが崩れた時に各々が対応ができないからです。
自分の体をコントロールできないお子さんは年々増えています。
これは運動能力ではなく、幼少期の運動経験不足です。
当教室での自由あそびの時間は、自由なだけに予想外のことが起こります。
例えば友達とぶつかり合ったり。でも経験を重ねると予測ができるようになり、また上手に避けることもできるようになります。
自由には危険もはらんでいますが、子どもたちには楽しさとともに、自分の体をコントロールできるような様々な運動経験を重ねてもらいたいと思います。
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